相続人の捜索（戸籍の収集）

✔︎平日は忙しくて役所に行けない
✔︎自力で戸籍集めをやったが挫折した
✔︎調べたけど戸籍の遡り方がよくわからない
 

相続が始まったらまず取り組まなければいけないのが戸籍による相続人の捜索です。

相続手続きによる戸籍謄本の取得は普段の日常生活でされることはないので予想外に手間取ってしまう可能性もございます。葛飾相続センターでは相続で利用する戸籍謄本の取得代行も承っております。

なお戸籍謄本の取得から遺産分割協議、相続登記まで全て行なってほしいという場合は全てを丸投げできる「葛飾相続センターおまかせパック」がオススメです。

遺言書の捜索が完了したら「相続人は誰なのか」を調査し確定していきます。

相続人の範囲は法律で厳格に定められています。「相続人って家族でしょ？そんなのわかりきっている」と思うかもしれません。

しかし亡くなった方の前妻に子供がいた場合や、全く知らない人を養子縁組していた場合、これらの方々も相続人になる可能性もあります。

そのため相続人が本当に今認知している家族だけなのか調査する必要があります。不動産名義変更（相続登記）や預貯金の名義変更などを行う場合相続人の捜査・確定は絶対に必要です。

相続人の確認・調査方法についてご紹介いたします。相続人の確認をするにはまず亡くなった方の生まれてから死亡するまでの戸籍を取得して調査していきます。

初めに亡くなった方の亡くなった時点での戸籍謄本を取得します。その戸籍に書いてある内容を確認してさらに古い戸籍がある場合、その戸籍も取得します。

この手順を繰り返して亡くなった方の出生時の戸籍にたどり着くまで行います。また相続人の戸籍も集めて亡くなった方の戸籍と共にその中から相続人が誰なのかを判定していきます。

相続人の捜索は相続手続きをする上で必ず必要です。

不動産の名義変更や預貯金の名義変更を行う際は、自分自身が相続人であることを客観的に証明する必要があるからです。

口頭で相続人ですと主張しても金融機関や法務局の職員はあなたが本当の相続人であるかどうかはわかりません。

そのため相続人を調査して第三者に相続人であることを証明するのです。

また遺産分割協議をする際にも相続人の捜索は必要になります。なぜなら遺産分割協議書を作成する際相続人全員の合意・押印が必要だからです。

万が一相続人調査を怠り、新しい相続人が出てきた場合、それまでに合意した遺産分割協議などは無効となります。新たな火種を生むことになりかねないので、相続人の捜索は怠らないようにしましょう。

戸籍を収集した後は戸籍を読み取る作業が必要になります。

しかし戸籍は慣れている人でないと読み取るのは非常に難しいです。

まず戸籍には、戸籍謄本（現在戸籍）・除籍謄本・原戸籍という３種類があります。この違いを具体的に把握していなければなりません。

それだけでなく、戸籍は時「明治１９年式」や「大正４年式」など時代によって異なります。

特に古い戸籍は手書きで毛筆体で書かれているものもあり、専門家でも判読が難しいものもあるので一般の方ではほぼ困難です。

このように戸籍謄本の読み取りは重要ではありますが、相続人の捜索ではとても厄介なものとなるのです。